理不尽愛好会

我が家の洗濯機、靴下ブラックホール説を提唱します

Tags: 靴下, 洗濯, 家事, 日常の謎, あるある

またか…靴下の片方が忽然と姿を消す件

皆さん、こんにちは。「理不尽愛好会」へようこそ。

日々、私たちは大小さまざまな理不尽に遭遇しているわけですが、その中でも特に「なぜ?」「どこへ?」と頭を悩ませる小さな不条理、それが「靴下の片方がなくなる」現象ではないでしょうか。

我が家でも、この「靴下失踪事件」は日常茶飯事。

一番多いのが、洗濯機から洗い終わった洗濯物を取り出した時です。「あれ?この靴下、片方がないぞ?」と、洗濯ネットの中、洗濯機のドラムの中、乾燥機のフィルター…とくまなく探すのですが、どこにも見当たらない。

仕方なく、とりあえず片方だけ洗濯カゴの隅によけておくわけです。「そのうちひょっこり出てくるだろう」と淡い期待を抱きながら。

いったい、どこへ?

問題は、その「ひょっこり」が滅多にないこと、そして、もし出てくるとしたら、全く予想もしない場所から現れることです。

以前、どうしても見つからなかった私の靴下の片割れが、数日後、夫のビジネスバッグの中から発見されたことがありました。なぜ?どうしてそこに?本人は「さあ…」と首を傾げるばかり。彼が洗濯物を畳んだ際に紛れ込んだのか、それとも他の何かと一緒に洗濯機から出て、彼の服に紛れてしまったのか。真相は闇の中です。

他にも、ソファの下、子供の部屋のおもちゃ箱の中、脱衣所の隅…など、靴下とは無縁そうな場所から「やあ!」とばかりに出てくることもあります。

こうなるともう、「我が家の洗濯機は、実は異次元への扉と繋がっているのではないか」「洗濯槽の裏側に靴下のブラックホールが存在するのではないか」と、壮大な(そして非科学的な)仮説を立てたくなります。

一生懸命、左右ペアにして洗濯ネットに入れたり、色や柄で分けて洗ったりと、自分なりに対策を講じても、やはり一定数の靴下は片方だけ姿を消すのです。これ、私の努力が報われない、小さな理不尽ですよね?

片割れを探す旅は続く

クローゼットには、片方だけになった靴下が何足も寂しそうに佇んでいます。彼らの片割れは、今どこで何をしているのでしょう。もしかしたら、世界のどこかで同じように片方だけになった靴下たちと「片割れを探す会」でも結成しているのかもしれません。

この理不尽な現象、きっと多くのご家庭でも起きているはず。ネットで検索すると、「靴下片方なくなるあるある」で盛り上がっている投稿をたくさん見かけます。ああ、私だけじゃないんだ…と、ちょっと安心したり、少し悲しくなったり。

結局のところ、靴下の片方がどこへ行くのか、その明確な答えは誰にも分かりません。もしかしたら、本当に洗濯機の裏側で小さな妖精がコレクションしているのかも?

今日もまた、洗濯カゴに片方だけの靴下を見つけました。これも日常。小さな謎や不条理を楽しむ「理不尽愛好会」会員としては、この摩訶不思議な現象も、愛すべき日常の一部として受け止めるしかないのかもしれませんね。

片割れよ、いつかまた会える日まで、達者でな!と心の中で呟きながら、今日も洗濯機を回すのでした。